麻雀漫画の最大の魅力は、卓という四角い宇宙で繰り広げられる、濃密な知略と心理戦にあります。プレイヤーたちは、牌の組み合わせだけでなく、相手の呼吸やクセまでも読み合い、高度な戦略を巡らせます。
しかし、その魅力は現実的な頭脳戦だけではありません。作品によっては、神業的なイカサマや、運命すら捻じ曲げるような「異能」の力が激突します。その漫画ならではのケレン味が、勝負をよりドラマチックに彩るのです。
そして何より、彼らが賭けるのは単なる点棒ではなく、金や命、あるいは己の誇り。極限状態だからこそ人間の本性や生き様が剥き出しになり、勝負の裏にある熱いドラマが、読者の心を強く掴むのでしょう。
