巷で話題の「乙女ゲーム転生もの」、たくさんの作品があって、どれを読もうか迷ってしまうこともありますよね。「悪役令嬢」や「ヒロイン」への転生は定番ですが、「どうせなら物語に関わらない『モブ』になって、安全圏から“推し”を眺めていたい…」なんて思ったことはありませんか?
今回ご紹介する漫画『乙女ゲームのモブなのに、なぜか推しに愛を囁かれています!』は、まさにそんな「モブ転生」のお話です。
…と、思いきや!
主人公は「モブとして推し活を楽しむぞ!」と意気込んでいたのに、あろうことか、転生した世界で一番の「最推し」キャラクターから、いきなり婚約を申し込まれてしまうんです。
「モブ」のはずが、なぜか「メインルート」のど真ん中に引きずり出されてしまった主人公。推しからの甘すぎる溺愛と、原作からズレていくシナリオに、彼女のオタク心と心臓はもう限界寸前!
この記事では、単なる異世界転生ラブロマンスにとどまらない、本作ならではの魅力をご紹介していきます。
漫画「乙女ゲームのモブなのに、なぜか推しに愛を囁かれています!」の基本情報
まずは、作品の基本的な情報をご紹介します。
| 項目 | 内容 |
| 作品名 | 乙女ゲームのモブなのに、なぜか推しに愛を囁かれています! |
| 漫画(画) | あおいみつ |
| 原作 | みもと |
| キャラクター原案 | 春野薫久 |
| 出版社 | 双葉社 |
| 掲載レーベル | モンスターコミックスf |
| ジャンル | 女性向け, 異世界ファンタジー, 転生, ラブコメディ |
乙女ゲームの世界で「推し活」のはずが…? 注目作の作品概要
物語の主人公は、病床で日々を過ごしていた一人の女性。彼女はある日、前世の記憶を持ったまま、伯爵令嬢「リリベル」として異世界に転生します。
優しい人々に囲まれ、前世の知識を活かして幸せな日々を送るリリベル。しかし、彼女の心には「何かが足りない」という漠然とした虚無感がありました。
その「足りないもの」の正体が判明したのは、とあるお茶会でのこと。
そこで耳にした、ある男性の「声」。その声を聞いた瞬間、リリベルの全身に衝撃が走ります。
「ここは前世で一番やりこんだ乙女ゲームの世界! そしてその声は、私の最推しアレン様!!!」
そう、彼女が転生したのは、愛してやまない乙女ゲームの世界だったのです。足りなかったもの、それは「推しへの愛」=「推し活」でした。
そして同時に、自分が物語には関わらない「モブ」であることも理解します。
しかし、リリベルは絶望しません。むしろ「モブとして、最推しアレン様の成長を影から見守れるなんて、最高!」と、完璧な「推し活」ポジションに歓喜するのです。
待っていたのはモブライフではなく「最推し」との甘い婚約生活!? 衝撃のあらすじ
「これからは、壁となり、空気となり、存分にアレン様の成長を見守るぞ!」
そう誓いを立てたリリベル。
しかし、その決意は、推し本人によっていとも簡単に打ち砕かれます。
「モブとして見守れるなんて……!」と思っていた矢先、なんと、その最推しであるアレン様ご本人から、婚約を申し込まれてしまったのです!
「え? なんで?」
「私、モブですよね?」
乙女ゲームのメイン攻略対象であるアレン様が、本来なら出会うはずもない「モブ」の自分に、なぜか猛烈なアプローチ。
タイトルにもある「なぜか推しに愛を囁かれています!」は、まさにリリベルの心の叫びそのもの。
物語は、リリベルが「推し」と「婚約者」という二重のバグ(?)に混乱しながら、この不可解な状況の謎に立ち向かっていく(?)ところから、本格的に始まります。
なぜ「モブ」が愛されるのか? 作品の魅力と読者を掴む3つの特徴
本作が多くの読者を惹きつけている魅力は、大きく分けて3つあります。
魅力①:「愛が重め」なアレン様からの、デロンデロンな”重糖度”溺愛
なんといっても、アレン様の溺愛っぷりが凄まじいのが本作の魅力です。
彼はリリベルに対してまさに「ゾッコン」で、「デロンデロンに甘やかしまくり」の状態。
主人公の「なぜ?」という疑問をよそに、アレン様は「愛が重め」な甘い言葉と行動で、リリベル(と読者)の心を容赦なく揺さぶってきます。
乙女ゲームの「推し」から、想像しうる最大限の甘い愛を囁かれる…。
多くの転生ロマンスが段階を踏んでいくのに対し、本作は序盤から糖度MAX。甘いお話が読みたい!という需要に、真っ向から応えてくれる作品です。
魅力②:「私はモブ」! 推しへの愛と自己評価がバグる、共感必至のオタク系主人公
もう一つの大きな魅力は、主人公リリベルのキャラクターです。
彼女は転生してもなお「オタク感が強め」な、根っからのオタク。
アレン様に愛を囁かれるたび、
「嬉しい!…けど、ダメだ!」
「私はモブだから、ゲームのシナリオを邪魔してはダメ!」
と、喜びと罪悪感の間で激しく揺れ動きます。
特に、前世から大好きだったアレン様の「素敵な声」で甘い言葉をかけられると、思考が停止してしまい、「毎日心臓がもたない…!」とパニックを起こす始末。
この「推しに愛されて嬉しい」という乙女心と、「推しの物語を壊してはいけない」というオタクとしての矜持がぶつかり合う、リリベルのコミカルかつ必死な姿は、共感必至です。
魅力③:シナリオが崩壊? 「違和感だらけのヒロイン」がもたらすミステリー要素
「推しに溺愛される」という甘い展開だけかと思いきや、本作はしっかりとした「ミステリー要素」もはらんでいます。
アレン様との婚約に混乱しつつも、「いずれは原作ゲームのヒロインが現れて、シナリオ通りに物語が進むはず…」と願うリリベル。
そしてついに、ゲーム本編の「ヒロインと攻略対象たちの出会いイベント」が始まります。
「ついに物語が動き出す…!」と安堵しかけたリリベルですが、そこで出会った「ヒロイン」の言動に、強烈な違和感を覚えます。
原作のヒロインとは似ても似つかない「甘えるような仕草」や「無理やりな接触」、そして「意味深な笑み」…。
「彼女は本当にゲーム通りのヒロインなのー!?」
アレン様がなぜ自分(モブ)を選んだのか?
そして、本来のヒロインに何が起こっているのか?
甘いラブコメディと並行して、ゲームのシナリオが崩壊していくサスペンスフルな展開が、読者を飽きさせません。
物語を動かす主要キャラクター紹介
この魅力的な物語を織りなす、二人の主要キャラクターをご紹介します。
リリベル:前世の記憶を持つ、推し(の声)を愛する伯爵令嬢
本作の主人公。前世は病床で乙女ゲームをやりこんでいたオタク。伯爵令嬢に転生し、自分が「モブ」であることを喜びますが、最推しのアレン様にいきなり婚約者にされてしまいます。アレン様の「素敵な声」に弱く、愛を囁かれるたびに心臓が持たなくなりがち。オタクとして「シナリオを邪魔してはダメ!」という強い意志を持っていますが、アレン様の重い愛に日々流されています。
アレン様:リリベルの「最推し」で、彼女にゾッコンな婚約者
リリベルが前世で「最推し」だった、乙女ゲームのメイン攻略対象。本来のシナリオではヒロインと結ばれるはずが、なぜかモブであるはずのリリベルに「ゾッコン」状態。リリベルを「デロンデロンに甘やかしまくり」、その「愛が重め」な言動で彼女の心をかき乱します。彼がなぜリリベルを選んだのかは、本作の最大の謎の一つです。
さいごに:溺愛される「モブ」の運命と、歪むシナリオの行方を見届けよう
漫画『乙女ゲームのモブなのに、なぜか推しに愛を囁かれています!』は、
- 「最推し」から向けられる、「愛が重め」な甘すぎる溺愛
- 「原作ヒロイン」の言動から始まる、シナリオ崩壊のミステリー
という、「極上の甘さ」と「先が気になる謎」の二つを同時に楽しめる、非常にお得な(?)作品です。
「推しから一方的に愛される」という、オタクなら一度は夢見る(かもしれない)シチュエーション。
そして、その裏で静かに進行する「世界のバグ」。
アレン様はなぜ、モブであるリリベルをあそこまで溺愛するのでしょうか?
そして、不穏な動きを見せる「ヒロイン」の目的とは?
モブとして平穏な「推し活」を送りたかっただけのリリベルの運命は、一体どうなってしまうのか。
まずは無料の試し読みなどで、アレン様の「愛の囁き」と、それに混乱するリリベルの「オタク脳」を、ぜひ体感してみてください!


