『後は野となれ山となれ』予測不能な恋の攻防戦!コンビニ店員×客の予測不能なBLラブコメの魅力

後は野となれ山となれ ボーイズラブ(BL)
スポンサーリンク

どこにでもある普通のコンビニ。そんな日常的な空間が、予測不能な恋の舞台に変わる瞬間を想像したことはありますか?今回ご紹介する漫画『後は野となれ山となれ』は、まさにそんな非日常的な出会いから始まる物語です。

物語のきっかけは、なんと「クレーム」。常連客である笋住 周(タケスミ アマネ)が、態度の悪いコンビニ店員・茸屋 直(クサビラヤ ナオ)の接客に苦情を入れたことから、二人の奇妙な関係は幕を開けます。しかし、ここから始まるのは反省や謝罪ではなく、店員・直による常識の斜め上をいく一方的なアプローチと、それに全力でツッコミ続ける客・周のハイテンションな攻防戦なのです。

本作はX (旧Twitter)やpixivといったSNSでの掲載から人気に火がつき、多くの読者の心を掴んだ話題作。ただ面白いだけでなく、思わずキュンとしてしまう展開や、キャラクターたちの不器用な優しさに心温まる瞬間が散りばめられています。この記事では、そんな笑いとときめきが詰まった『後は野となれ山となれ』の魅力を、余すところなくお届けします。

スポンサーリンク

まずは基本情報をチェック!作品の世界観

物語の魅力を深掘りする前に、まずは『後は野となれ山となれ』の基本的な情報を表で確認してみましょう。この作品がどんなジャンルで、誰によって生み出されたのかを知ることで、より一層物語に入り込みやすくなります。

項目内容
タイトル後は野となれ山となれ
作者おきぬ
ジャンルBL (ボーイズラブ), ラブコメディ
出版社ナンバーナイン
掲載レーベルN.Blend.
スポンサーリンク

作品概要:店員×客から始まるハイテンション・ラブコメディ

『後は野となれ山となれ』は、そのキャッチーな設定「コンビニ店員×客BL」で多くの読者を惹きつけている作品です。物語の舞台は、私たちにとって最も身近な場所の一つであるコンビニ。しかし、そのカウンター越しに繰り広げられるのは、まったく平凡ではない、ハイテンションな恋愛攻防戦です。

物語の中心となるのは、接客態度が最悪な高校生店員・茸屋 直(ナオ)と、それにクレームを入れた真面目な常連客・笋住 周(アマネ)の二人。ナオの周に対する「病的&性的ロックオン」とも言える猛烈なアプローチと、それを華麗にいなし、的確にツッコミを入れる周のやり取りは、読者を一気に物語の世界へと引き込みます。本作は単なる恋愛物語ではなく、二人の「ハイテンションなやりとり」そのものが主役の、新感覚ラブコメディと言えるでしょう。

スポンサーリンク

あらすじ:クレームが恋の始まり?二人の関係を追う

スーパーで働く真面目な青年・笋住 周(アマネ)、23歳。彼がいつものように立ち寄ったコンビニで出会ったのは、接客態度が信じられないほど悪い高校生店員・茸屋 直(ナオ)、17歳でした。我慢の限界に達した周がクレームを入れたことで、二人の運命は動き出します。

しかし、ナオは反省するどころか、その日を境に周に対して「うまそうな体の男が来たと思ってな…」といった常軌を逸したセクハラ発言を連発するようになります。周はドン引きしながらも、的確なツッコミで応戦。こうして、コンビニのカウンターを舞台にした、奇妙で笑える「攻防戦」の日々が始まったのです。

ただのギャグで終わらないのがこの物語の深いところ。攻防を重ねるうち、周はナオと過去に面識があった可能性を示唆します。この一言が、ナオの執着にも似たアプローチの裏にある、切ない背景を浮かび上がらせるのです。やがて、二人の関係は単なる店員と客、ボケとツッコミという関係性を超え、デートをしたりしなかったり…と、ゆっくりと、しかし確実に距離を縮めていきます。そして晴れて恋人同士となった後も、彼ららしいギャグとイチャイチャを交えながら、新たな関係を育んでいくことになります。

スポンサーリンク

読めば沼にハマる!本作が持つ3つの魅力

なぜ『後は野となれ山となれ』はこれほどまでに多くの読者を夢中にさせるのでしょうか。その理由は、巧みに織り交ぜられた「笑い」「ときめき」「感動」にあります。ここでは、本作が持つ抗いがたい3つの魅力を徹底解剖します。

漫才のような会話劇!中毒性の高いギャグセンス

本作最大の魅力は、なんといってもその卓越したギャグセンスです。ナオのシュールで突拍子もないボケと、周のキレ味鋭いツッコミが織りなす会話は、まさに「漫才のような掛け合い」。そのテンポの良さは、読んでいるだけで心地よく、ページをめくる手が止まらなくなります。

この独特のリズム感は、本作がもともとX (旧Twitter)やpixivで、1話4ページという短い形式で発表されていたことに由来するのかもしれません。短いページ数で読者の心を掴むためには、凝縮された面白さとインパクトが不可欠です。その制約が、結果としてキレのあるセリフ回しとスピーディーな展開を生み出し、一度読んだら忘れられない中毒性の高いコメディとして完成されたのです。

ゆっくり、でも着実に。絶妙な距離感の恋模様

ハイテンションなギャグとは対照的に、二人の恋愛模様は非常に丁寧に、ゆっくりと描かれます。ナオの猛烈なアプローチとは裏腹に、二人の心の距離が縮まっていく過程は、焦れったくも愛おしい「スローバーン」な展開。読者は、最初はナオを警戒していた周が、彼の不器用な一途さに少しずつ「絆されていく」様子を、固唾をのんで見守ることになります。

また、物語の序盤は過激な描写が少なく、あくまでキャラクターの感情の機微とコメディに重点が置かれているため、BLというジャンルに馴染みがない方でも安心して楽しめる入門編としても最適です。ゆっくりと育まれるからこそ、二人の心が通じ合った瞬間の感動はひとしおです。

笑いだけじゃない!ふいに訪れる温かな感動

「爆笑して腹抱えてのたうちまわった数秒後にはボロボロ泣いてます」。ある読者のレビューが、本作の魅力を的確に表現しています。抱腹絶倒のコメディだと思って油断していると、ふいに訪れる感動的なシーンに心を揺さぶられるのです。

特に、二人の過去の接点が明らかになる展開は、物語にぐっと深みを与えます。それまで奇行にしか見えなかったナオの行動に、切ない一途さが見え隠れし、キャラクターへの愛着が一気に増します。飄々とした態度の裏に隠された繊細さや、ぶっきらぼうな言葉の中に光る優しさ。笑いの中に散りばめられた温かな感情が、この作品を忘れられない一作にしています。

スポンサーリンク

見どころ、名場面、名言:笑いとときめきの名場面集!

数々の魅力的なシーンの中から、特に読者の心に残るであろう名場面や名言をピックアップしてご紹介します。これらのシーンは、本作の面白さと感動を象徴するハイライトです。

カウンター越しの仁義なき戦い

物語の原点であり、二人の関係性を最も象徴するのが、コンビニのカウンター越しに繰り広げられる日常的な攻防戦です。特に印象的なのが、周からのセクハラ指摘に対するナオの切り返し。「お前だって俺の顔じろじろ見てんだろうが セクハラ野郎」「オレは見てるだけだろ!?」という応酬は、二人の関係性を見事に表した名場面と言えるでしょう。このコントのようなやり取りが、本作の基本の味です。

過去の接点が見える、運命的な瞬間

物語が大きく動くのが、周が「二人はすでに面識があったようなこと」を漏らすシーンです。この瞬間、読者はナオの不可解な行動の裏にある純粋な想いを察し、物語の視点がガラリと変わります。それまでの単なるギャグ漫画から、運命的な再会を果たした二人のラブストーリーへと昇華される、非常に重要なターニングポイントです。この展開があるからこそ、二人の恋路を心から応援したくなります。

不器用な優しさが光る名言

普段はふざけてばかりのナオが、時折見せる真剣な表情とストレートな言葉は、読者の胸を打ちます。特に物語のクライマックスで、周に対して「俺が本当に欲しいのは周の心だ」と告げる場面は、彼の成長と本気の恋心を伝える名言です。身体の関係だけを求めるのではなく、心から相手を理解し、受け入れたいという彼の不器用ながらも誠実な想いが、周の心を、そして読者の心を溶かしていきます。

スポンサーリンク

個性炸裂の主人公たち!主要キャラクター紹介

この物語は、対照的でありながら最高のコンビネーションを見せる二人の主人公によって成り立っています。ここでは、そんな魅力あふれる彼らをキャッチコピーと共に紹介します。

茸屋 直(クサビラヤ ナオ):態度は最悪、でも恋には一途な年下コンビニ店員

コンビニでアルバイトをする17歳の高校生。普段は無気力で接客態度は最低ランクですが、想いを寄せる周に対してだけは、異常なほどのエネルギーと行動力を発揮します。ダウナー系の雰囲気を纏いながら、繰り出すアプローチは超肉食系というギャップが魅力の「年下攻め」キャラクターです。その一途すぎる想いは、時に常軌を逸しつつも、どこか憎めない愛すべき変人です。

笋住 周(タケスミ アマネ):常識人ツッコミ役、だけど絆されやすい年上客

スーパーで働く23歳の社会人。ナオの奇行にドン引きし、的確かつ辛辣なツッコミを入れる常識人です。物語は主に彼の視点で進むため、読者は彼と共に驚き、呆れ、そして次第にナオに惹かれていく感情を共有することになります。しっかり者に見えて、押しに弱く、情に絆されやすい一面が非常にキュート。彼の心のガードが少しずつ解かれていく様子は、本作の大きな見どころの一つです。

スポンサーリンク

もっと知りたい!深掘りQ&A

ここまで読んで、『後は野となれ山となれ』についてもっと知りたくなった方も多いのではないでしょうか。ここでは、作品をさらに楽しむための情報をQ&A形式でお届けします。

Q1: この漫画に原作はありますか?

いいえ、本作は作者のおきぬ先生によるオリジナル作品です。ただし、その発表形式は少しユニークで、もともとはX (旧Twitter)やpixivといったウェブ上で公開され、人気を博したのが始まりです。その後、同人誌として発表された作品が、電子書籍としてナンバーナインから配信されるようになりました。ファンに愛され、育てられてきた、まさに現代的なヒット作と言えます。

Q2: どんな読者におすすめですか?

本作は非常に間口が広く、様々な方に楽しんでいただける作品です。

  • コメディ好きの方へ: テンポの良い会話劇やシュールなギャグが好きな方なら、間違いなくハマります。
  • BLファンの方へ: 「年下攻め」や「スローバーン」といった王道の魅力を、新鮮なコメディタッチで味わいたい方におすすめです。
  • BL初心者の方へ: 物語序盤は恋愛よりもコメディ要素が強く、過激な描写も少ないため、BLジャンルの入門作品として最適です。
  • とにかく笑って癒やされたい方へ: 難しいことを考えずに、ただただ笑って、温かい気持ちになりたい。そんな気分の日にぴったりの一作です。

Q3: 作者のおきぬ先生について教えて下さい。

おきぬ先生は、キレのあるコメディセンスと、読者の心を掴む魅力的なキャラクター造形で知られる作家です。詳しいプロフィールは多く公開されていませんが、その作品群からは、先生の多才さがうかがえます。本作のようなBL作品で大ヒットを飛ばす一方で、『マドレーヌが分かつまで』という短編や、『創作百合フェスタアンソロジー』への参加など、百合(ガールズラブ)のジャンルでも作品を発表されています。このジャンルを越えた活躍は、先生の描く物語が、性別を問わない普遍的な人間関係の面白さや、キャラクター同士の化学反応に基づいていることの証明と言えるでしょう。だからこそ、『後は野となれ山となれ』はBLファンだけでなく、幅広い読者の心を掴むのです。

Q4: タイトル『後は野となれ山となれ』にはどんな意味が込められていますか?

このタイトルは、「目先のことが済めば、あとはどうなっても知らない」という意味を持つ日本の有名なことわざです。一見すると、無責任で投げやりな態度を示す言葉です。このことわざは、周へのアプローチにおいて、後先を考えずに突っ走るナオの破天荒な姿勢を完璧に表現しています。彼の恋はまさに「後は野となれ山となれ」で始まったのです。

しかし、物語全体を通して見ると、このタイトルには巧みな皮肉が込められていることがわかります。物語の本質は、無責任な関係ではなく、二人がゆっくりと時間をかけてお互いを理解し、未来を共に築いていこうとする丁寧な恋物語だからです。つまり、このタイトルは物語の破天荒な「始まり」を象徴する一方で、その後の展開がタイトルとは真逆の真摯なものであることを、より際立たせる効果を持っているのです。

Q5: 二人の珍しい名前に由来はありますか?

作者が公式に言及しているわけではありませんが、二人の非常にユニークな苗字、茸屋(クサビラヤ)と笋住(タケスミ)には、キャラクター性を象徴する意図が隠されていると考えられます。「笋」は竹かんむりに旬と書き、タケノコを意味します。まっすぐに育ち、節度のある竹のイメージは、常識人でツッコミ役の周の性格にぴったりです。一方、「茸」はキノコを意味します。どこに生えるか分からず、時に不思議な形をし、毒を持つこともあるキノコのイメージは、神出鬼没で予測不能なナオのキャラクターと重なります。この名前の対比は、二人の関係性をより深く、面白くしている作者の遊び心あふれる仕掛けなのかもしれません。

スポンサーリンク

さいごに:日常に笑いと癒やしをくれる傑作コメディ

コンビニでの最悪な出会いから始まった、店員と客の奇妙な関係。それはやがて、誰にも真似できない、最高に面白くて愛おしいラブストーリーへと変わっていきました。

『後は野となれ山となれ』は、ただのBL漫画、ただのラブコメディという枠には収まらない魅力を持った作品です。読者レビューにあるように、腹を抱えて笑った数秒後には、キャラクターたちの不器用な優しさに涙しているかもしれません。

もしあなたが、日々の疲れを吹き飛ばしてくれるような笑いと、心をそっと温めてくれるような癒やしを求めているなら、ぜひこのコンビニのドアを開けてみてください。そこには、あなたの日常を少しだけ特別にしてくれる、最高の二人が待っています。後悔はさせません。

Subscribe
Notify of

0 Comments
古い順
新着順 評価順
Inline Feedbacks
View all comments
0
コメント一覧へx
タイトルとURLをコピーしました