シリアスな追放劇&コミカルな師弟物語『セブンス』徹底紹介!完璧な妹に全てを奪われた男の逆転譚!

セブンス 漫画 バトル・アクション
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はじめに:全てを失った男の逆転劇

もしあなたが、生まれ持った才能も、家族も、将来の地位も、すべてを「完璧すぎる妹」一人によって奪われたとしたら、どうしますか?

今回ご紹介する物語は、まさにそんな絶望のどん底から始まります。

主人公のライエル・ウォルトは、かつて「天才」「麒麟児」と呼ばれ、将来を嘱望された貴族の嫡男でした。しかし、すべてを完璧にこなす妹・セレスの台頭によって、その立場は一変します。

両親や家臣はセレスに心酔し、ライエルは屋敷の中で冷遇され、居場所を失い、ついには家を追放されてしまいます。

しかし、これは終わりではありませんでした。本作、Nagy先生と三嶋与夢先生による漫画『セブンス』は、全てを失った主人公が、ユニークすぎる「仲間」と共に、新たな人生を歩み出す痛快な「成り上がり」ファンタジーなのです。

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漫画『セブンス』の基本情報

まずは、本作の基本的な情報を表でご紹介します。

項目内容
作品名セブンス
漫画Nagy (ナギー)
原作三嶋与夢 (みしま よむ)
キャラクター原案ともぞ
出版社KADOKAWA (カドカワ)
連載カドコミ

本作は、原作、キャラクター原案、そして漫画という、それぞれの分野の専門家による分業体制で制作されています。

原作は「小説家になろう」発の大人気作家である三嶋与夢先生。そして漫画を担当するのは、迫力ある戦闘描写に定評のあるNagy先生です。この強力なタッグが、本作の重厚かつコミカルな世界観を創り上げています。

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『セブンス』とは?作品概要

『セブンス』は、剣と魔法が存在する王道のハイファンタジー世界を舞台にした、「追放・成り上がり」系の作品に分類されます。

しかし、本作が他の作品と一線を画すのは、そのユニークな「成り上がり」のギミックにあります。

主人公のライエルは、追放される際に、家宝である一つの「宝玉」を手にします。その宝玉には、なんとウォルト家の歴代当主「七人分」の人格と、彼らが生前に培った「アーツ(技術)」が記録されていました。

つまり、ライエルはチートスキルを授かったのではなく、頭の中に「七人の騒がしいご先祖様たち」を同居させることになったのです。

追放され、世間知らずで「ヘタレ」気味の主人公が、癖の強すぎるご先祖様たちに振り回され、時に厳しく指導されながら、徐々に世界を知り、成長していく。シリアスな追放劇でありながら、コミカルな師弟関係(?)が同時に展開される、新感覚のバトルファンタジーです。

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どん底からのリスタート:あらすじ

物語の主人公、ライエル・ウォルトは、貴族ウォルト家の嫡男として生まれ、かつては天才ともてはやされていました。

しかし、8歳の時に頭角を現した妹・セレスがすべてを変えます。彼女はあらゆる面で完璧であり、その異常なまでのカリスマ性は、周囲の人間を次々と心酔させていきました。

両親や家臣たちから冷遇され、屋敷内で軟禁生活を送るようになったライエル。そして13歳の時、当主の座を賭けてセレスと勝負することを提案され、無様に敗北します。

それから約2年、15歳になったライエルは、ついにその存在ごと否定され、ウォルト家から追放されてしまいます。

失意のまま屋敷を去ろうとするライエルに、屋敷の老庭師であるゼルが声をかけます。彼は、ライエルの祖父から預かっていたという家宝の首飾り、すなわち「宝玉」をライエルに託しました。

それが、七人の歴代当主のアーツと人格が記録された、ライエルの唯一にして最強の武器となるとも知らずに。

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本作の魅力:ご先祖様とのドタバタ成長譚

この記事で最もお伝えしたい、『セブンス』の具体的な魅力を3つの側面に分けて深掘りします。

魅力その1:騒がしすぎる「内なる師匠たち」

本作の最大の核であり、コメディ要素の源泉は、主人公ライエルと「七人のご先祖様」たちとの掛け合いにあります。

ご先祖様たちは、単にスキルをくれるだけの存在ではありません。彼らは全員が明確な「人格」を持っており、ライエルの頭の中(あるいは宝玉の中)で、常に議論し、口論し、助言を繰り広げます。

例えば、四代目が「俺のスキル(スピード)は使い勝手がいい」と自ら解説を始めたり、二代目が戦闘中に「そこだ、斬れ!」とアドバイスを送ったり。中には「蛮族」と評されるような初代様もいたりと、個性派揃いです。

シリアスな戦闘中であっても、「俺のスキルを使え!」「いや、こっちの戦法が正しい!」と、ご先祖様たちによる「内なる会議」は止まりません。この緊迫感と脱力感のギャップこそが、読者を飽きさせない最大の魅力となっています。

魅力その2:応援したくなる「ヘタレ」主人公の成長

主人公のライエルは、最初から最強ではありません。むしろ、妹によって自信も誇りも砕かれ、追放された時点では「ヘタレ」な状態からスタートします。

そんな彼が、癖の強すぎる七人もの師匠たちに振り回され、時には反発しながらも、彼らのアーツ(例えば四代目の高速移動スキルなど)を一つずつ習得し、徐々に、しかし確実に成長していく姿が丁寧に描かれます。

完璧なヒーローではなく、多くの欠点や弱さを抱えながらも、騒がしいご先祖様たちのサポートを受けて困難に立ち向かうライエル。読者はそんな彼に共感し、「頑張れ!」と応援したくなる気持ちを抱くことでしょう。

魅力その3:Nagy先生の作画と三嶋与夢先生の作風

この物語は、実力派のクリエイター陣によって支えられています。

漫画を担当するNagy先生は、『リオンクール戦記』などでも知られ、特に戦争や戦闘シーンの描写に長けた作家です。その迫力あるデッサン力とダイナミックな構図が、ご先祖様たちのアーツを駆使するライエルのバトルを、見事に描き出しています。

そして原作の三嶋与夢先生は、『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』や『俺は星間国家の悪徳領主!』などで知られる、「成り上がり」ジャンルの大家です。

三嶋作品の特徴は、単なるコメディやハーレムに留まらない、シビアな世界観(時には味方やゲストキャラが容赦なく退場するシリアスさ)と、それを知略で乗り越えていく主人公の戦略性にあります。本作でもその「三嶋節」は健在で、『モブせか』などのファンにとっては「これぞ三嶋作品!」と膝を打つ、信頼のクオリティです。

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物語を彩る主要キャラクター

ここでは、物語の序盤を牽引する魅力的なキャラクターたちを紹介します。

ライエル・ウォルト

本作の主人公。貴族ウォルト家の嫡男でしたが、妹セレスによって全てを奪われ追放されます。家宝である宝玉(七人のご先祖様入り)を手に、新たな人生を歩み始めます。良くも悪くも「ヘタレ」な部分が残っており、ご先祖様たちに振り回される苦労人です。

セレス・ウォルト

ライエルの妹。すべてを完璧にこなし、周囲の人間を(同性すら)魅了してしまう異常なカリスマ性の持ち主。「怪物」とまで評され、彼女の「魅了」によってウォルト家は歪んでしまいました。ライエルを追放した、物語最大の宿敵です。

ノウェム・フォクスズ

本作のヒロインの一人であり、ライエルの婚約者。ライエルが家族からも冷遇されていた時代から、彼を献身的に支え続けた少女です。セレスの異常な「魅了」が渦巻くウォルト家において、なぜ彼女だけが正気を保ち、ライエルを支え続けられたのか。その存在は、物語の大きな鍵を握る一人となります。

ご先祖様たち(七人)

ウォルト家の歴代当主たち。家宝の宝玉に人格ごと記録されています。ライエルにアーツ(技術)を授ける師匠であり、戦闘中に口を出すアドバイザーであり、そして時に口論を繰り広げる「騒がしい同居人」でもあります。

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『セブンス』深掘りQ&A

本作について、読者が抱きがちな疑問にQ&A形式でお答えします。

Q1: この漫画に原作はありますか?

A1: はい、原作があります。三嶋与夢(みしま よむ)先生による同名のライトノベル(小説)が原作です。

ライトノベル版は「ヒーロー文庫」(主婦の友社)から刊行されており、イラストはともぞ先生が担当されています。Nagy先生による漫画版は、この大人気小説をコミカライズした作品となります。

Q2: どんな読者におすすめですか?

A2: 以下のような方に特におすすめです。

  • 『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』など、三嶋与夢先生の作品が好きな方
  • 主人公がどん底から這い上がる「成り上がり」や「追放」系の物語が好きな方
  • シリアスな展開と、コミカルな掛け合いが両立している作品を読みたい方
  • 単なる無双ではなく、主人公が試行錯誤しながら成長するプロセスを楽しみたい方

Q3: 作者の先生について教えて下さい

A3: 原作の三嶋与夢先生は、『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』や『俺は星間国家の悪徳領主!』など、数々の大ヒット作を持つ「小説家になろう」出身の人気作家です。「成り上がり」ジャンルにおいて、一癖も二癖もある主人公と、時にシニカルな世界観で高い人気を誇ります。

漫画のNagy先生は、『リオンクール戦記』などで知られ、特に戦争や戦闘シーンの迫力ある描写に定評のある実力派の漫画家です。

Q4: ご先祖様たちはどうやってライエルを助けるのですか?

A4: 単なる「スキルの自動発動」ではない点が、本作最大の面白さです。

ご先祖様たちは「人格」を持っているため、ライエルが戦闘中であっても、宝玉からリアルタイムで「ああしろ」「こうしろ」とアドバイスをくれます。例えば、四代目が「俺のスキル(スピード)は使い勝手がいい」と自ら解説したり、二代目が戦闘の立ち回りを具体的に指導したりします。

時にはご先祖様同士で「俺の戦闘スタイルが最強だ」と意見が対立することもあり、ライエルは彼らを「管理」し、その場に最適なアーツを引き出す必要もあります。彼らはライエルにとって最強の師匠であると同時に、最も騒がしい相棒たちなのです。

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さいごに:『セブンス』を今すぐ読むべき理由

漫画『セブンス』は、単なる「追放もの」の枠には収まらない、奥深い魅力を持った作品です。

「完璧な妹」という絶望的な壁に対し、主人公ライエルが手にした武器は、「七人の騒がしいご先祖様たち」というユニークすぎる力でした。

「ヘタレ」な主人公が、内なる七人の師匠たちと、まるでドタバタな共同生活を送るように旅をしながら、いかにして成長し、自らを追放した家族や妹に立ち向かっていくのか。

その痛快で、コミカルで、しかし熱い「成り上がり」の旅路を、ぜひNagy先生の迫力ある作画で楽しんでみてください。どん底から始まる、最高に賑やかな逆転劇が、あなたを待っています。

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