疲れた心に沁みる、やさしい悪魔のおはなし
最近、仕事や勉強で疲れていませんか? そんな夜にベッドの中でこっそり読みたくなる、とっておきの漫画をご紹介します。
『ネコノヒー』や『スキウサギ』でおなじみの人気クリエイター、キューライス先生が描く最新作『あくまっこピルケ』をご存じでしょうか。悪魔なのにちっとも怖くない、それどころか守ってあげたくなるような主人公ピルケと、不思議な友達たちが織りなす「ゆるふわ悪魔コメディ」。
今回は、読むだけで心がほっこり温まる本作の魅力を、たっぷりとご紹介します。
知っておきたい作品データ
まずは『あくまっこピルケ』の基本的な情報を見ていきましょう。週刊連載なので、毎週の楽しみができるのも嬉しいポイントです。
| 項目 | 詳細情報 |
| 作品名 | あくまっこピルケ |
| 作者 | キューライス(Q-rais) |
| 掲載媒体 | 週刊コロコロコミック(小学館) |
| 連載開始 | 2024年8月 |
| 更新日 | 毎週金曜日 |
| ジャンル | どうぶつ、エッセイ・ショート、日常、ギャグ |
話題沸騰!『あくまっこピルケ』とは?
本作は、2024年8月より小学館の無料漫画サイト『週刊コロコロコミック』で連載がスタートした、キューライス先生の最新作です。
SNSでも大人気のキューライス先生ならではの、シュールで優しい世界観が全開! 子供向け雑誌の『コロコロ』発の作品ですが、その可愛らしさと哀愁漂うストーリーは、むしろ毎日頑張る大人たちにこそ刺さると話題になっています。デジタルで手軽に読めるショート形式なので、忙しい人の息抜きにもぴったりです。
悪魔の森で繰り広げられる、やさしい日常
物語の主人公は、悪魔の子供「ピルケ」。
彼は「りっぱな悪魔」になることを目指して日々奮闘しています。でも、ピルケにはある致命的な(そして愛すべき)弱点がありました。それは、とっても「さみしがり屋」で「ドジ」なこと。
悪魔らしく怖がらせようとしても失敗ばかり。ちょっとウザい行動をとってみても、周りの優しい友達たちは怒るどころか、なんだかんだで受け入れてくれます。
そんな憎めないピルケと、へんてこな生き物たちが送る、楽しくて可愛らしい日常を描いたショートコメディです。
読めばハマる!本作の3つの魅力
心が洗われるようなフルカラーの優しい世界観
この漫画の最大の特徴は、全編フルカラーで描かれていること。水彩画のような淡くて優しい色使いは、見ているだけで目の保養になります。スマートフォンやパソコンの画面越しでも、その温かさが伝わってくるようなタッチは、デジタル疲れした目に優しく、寝る前のリラックスタイムに最適です。
1話完結でサクッと読める手軽さ
『あくまっこピルケ』は、短いページ数で完結するショート形式の漫画です。ストーリーを最初から追いかけなくても、どの回から読んでも楽しめるのがいいところ。通勤時間の数分や、ちょっとした待ち時間にスマホを取り出して、ピルケのドジな姿にクスッと笑う。そんな楽しみ方ができるのが魅力です。
キューライス先生独特の「間」とシュールな笑い
可愛いだけではありません。作者は『スキウサギ』などでシュールなギャグセンスを発揮してきたキューライス先生。ピルケの行動に対する周囲の反応(あるいは無反応)や、セリフのないコマで表現される独特の「間」が、じわじわくる笑いを誘います。可愛いキャラクターたちが真顔でシュールなことをするギャップに、一度ハマると抜け出せません。
個性爆発!愛すべきキャラクターたち
ピルケ:立派な悪魔を目指す、さみしがり屋のドジっ子
本作の主人公。頭に生えたツノがチャームポイントの悪魔の子です。一生懸命に悪魔っぽく振る舞おうとしますが、根が素直で寂しがり屋なため、空回りしてばかり。その「構ってちゃん」な姿が、読者の母性本能をくすぐります。
うおマロ:マシュマロみたいな触り心地?謎のオオサンショウウオ
ピルケの相棒的存在(?)。見た目はオオサンショウウオですが、サイズはマシュマロほどで、名前の通りモチモチしていそうです。多くを語らず、ただそこにいるだけで癒やしを放つ、不思議な存在感を持っています。
日本育ちのおこめ:なぜか生えてる手足がシュールな主食キャラ
その名の通り、お茶碗によそわれる前の「お米」のキャラクター。手足が生えていて動きます。日常の食材がキャラクターになってしまうのもキューライスワールドの醍醐味。「日本育ち」という設定が妙にリアルで笑いを誘います。
『あくまっこピルケ』にまつわるQ&A
Q1:原作はあるの?小説などが元ネタ?
原作となる小説などはありません。キューライス先生による完全オリジナルの漫画作品です。そのため、先の展開を知っている人は誰もおらず、毎週金曜日の更新をみんなで一緒に楽しむことができます。
Q2:どんな人におすすめの漫画?
全年齢におすすめですが、特に「癒やされたい大人」におすすめです。日々の生活にちょっと疲れてしまった時、ピルケのドジな姿を見ると、「失敗してもいいんだ」と思えて肩の力が抜けるはずです。もちろん、可愛いキャラクターが好きな子供たちにも大人気です。
Q3:作者はどんな人?他の作品は?
作者のキューライス(坂元友介)先生は、漫画家でありながらアニメーション作家や絵本作家としても活躍されています。代表作には、悲哀に満ちた猫を描いた『ネコノヒー』、ウザかわいいうさぎの『スキウサギ』、健気なクマの『悲熊』などがあります。どの作品も「かわいそうだけど可愛い」という独特の魅力を持っています。
Q4:単行本やグッズは発売されている?
はい! 待望の単行本第1巻が2025年11月28日に発売されました。フルカラーコミックスとして、手元に置いておきたくなる一冊です。また、LINEスタンプなどのデジタルグッズも展開されているので、日常の会話でピルケたちを使うこともできますよ。
あなたも悪魔の森へ遊びに行きませんか?
いかがでしたか?
『あくまっこピルケ』は、ただ可愛いだけでなく、読む人の孤独や疲れにそっと寄り添ってくれるような、不思議な温かさを持った作品です。
毎週金曜日は、コロコロコミックのサイトでピルケに会える日。あなたもぜひ、この優しい悪魔の子に会いに行ってみてください。きっと、週末を迎えるのが少しだけ楽しみになるはずです。


