明治の帝都で、運命の恋が幕を開ける
文明開化の音がする、華やかな明治の帝都・東京。
レトロな洋館、ガス灯の明かり、そしてハイカラな衣装に身を包んだ人々。そんなノスタルジックな世界で、人ならざる力を持つ「妖(あやかし)」たちと、千年の時を超えた恋に落ちてみませんか?
今回ご紹介するのは、大人気アプリゲームのコミカライズ作品「あやかし恋廻り〜暁の誓い〜」です。
美しい作画と、胸を締め付けるような切ないストーリー。単なる恋愛漫画にとどまらない重厚な和風ファンタジーとして、今多くの読者の心を掴んでいます。
「ゲームは未プレイだけど楽しめる?」
「歴史や難しい設定は苦手かも……」
そんな方もご安心ください。漫画版は物語の始まりから丁寧に描かれており、予備知識なしで楽しめる構成になっています。ページをめくれば、そこはもう明治の世界。イケメン妖たちとのドキドキの共同生活と、命を懸けた運命のドラマがあなたを待っています。
なぜこれほどまでに読者を惹きつけるのか、その理由を余すところなくご紹介します。
作品基本情報
まずは、作品の基本的な情報をチェックしましょう。
| 項目 | 内容 |
| 作品名 | あやかし恋廻り〜暁の誓い〜 |
| 原作・監修 | ボルテージ |
| 漫画 | もんだば |
| シナリオ構成 | 紺野潤 |
| ジャンル | 明治浪漫ファンタジー / 恋愛 |
| 掲載誌・レーベル | B’s-LOG COMICS / カドコミ |
作品概要
本作は、株式会社ボルテージが贈る明治浪漫ファンタジーアプリ「あやかし恋廻り」を原作としたコミカライズ作品です。原作アプリは重厚な世界観とキャラクターの魅力で多くのファンに愛されており、この漫画版では物語の原点となる「暁の章」が描かれています。
作画を担当するのは、繊細で色気のある筆致が魅力の「もんだば」先生。シナリオ構成には、ドラマチックな展開作りに定評のある「紺野潤」先生を迎えています。アプリのシナリオが持つ感動はそのままに、漫画ならではの視覚的な演出とテンポ感が加わり、非常に読み応えのある作品に仕上がっています。
あらすじ
時は明治。新しい時代への希望に満ちた帝都・東京。
美術商の父と二人で暮らす主人公・双葉は、ある日古い「神楽鈴」を手にしたことをきっかけに、陰陽師の力に目覚めます。
戸惑う彼女の前に現れたのは、鬼や天狗といった「妖(あやかし)」たち。彼らは双葉を見るなり、懐かしさと切なさが入り混じった瞳を向けます。
「その力で、帝都を守ってほしい」
そう告げられた双葉は、彼らと共に、帝都を脅かす怨霊退治に乗り出すことになります。
しかし、彼らとの出会いは偶然ではありませんでした。
「思い出したんだ。最期の約束を」
彼らと双葉は、千年前の前世で固い絆と、ある悲しい約束で結ばれていたのです。
文明開化の光の影で蠢く巨大な陰謀。そして徐々に明らかになる千年前の悲劇の真実。
時を超えて再び巡り会った彼らの運命が、今、大きく動き出します。
読者が夢中になる「あや恋」3つの魅力
この作品がなぜ多くの読者を惹きつけるのか、その理由は大きく分けて3つあります。
圧倒的な画力で描かれる明治浪漫の世界
ページを開いた瞬間、その美しい世界観に引き込まれます。
もんだば先生の描く明治の街並み、着物にブーツを合わせたハイカラな衣装、レトロな調度品などは、ため息が出るほどの美しさです。
そして何より、登場する妖たちが全員魅力的! 彼らのふとした瞬間の表情、特に憂いを帯びた瞳の描写は素晴らしく、セリフがなくとも感情が伝わってくるようです。和風ファンタジーやレトロモダンな雰囲気が好きな方には、たまらないビジュアルとなっています。
切なくも温かい、千年の縁(えにし)と絆
本作の最大のテーマは「前世からの絆」です。
登場する妖たちは、千年前の前世で主人公と深い関わりがありました。彼らは長い時を経てもなお、主人公のことを想い続けています。
しかし、過去には悲しい別れや隠された真実があり、それが現代での彼らの関係に影を落とします。
過去の因縁を乗り越え、再び心を通わせていく過程は涙なしでは読めません。ただ甘いだけの恋愛ではなく、互いに背中を預け合い、命がけで守り抜こうとする「深い愛」に心を揺さぶられます。
守られるだけじゃない!共感必至の主人公
主人公の双葉は、突然手にした力に戸惑いながらも、「大切な父と帝都を守りたい」という一心で戦うことを選びます。
守られるだけのヒロインではなく、自ら悩み、傷つきながらも前に進もうとする彼女の姿はとても好感が持てます。
そんなひたむきな彼女だからこそ、頑なだった妖たちの心も次第に解きほぐされていくのです。読んでいる私たちも、彼女と一緒に悩み、成長し、そして恋をしているような気持ちになれるでしょう。
物語を彩る主要キャラクターたち
物語の中心となる、魅力的なキャラクターたちをご紹介します。
双葉:運命を切り拓く陰陽師の少女
美術商の父と暮らす、明るく素直な少女。神楽鈴を手にしたことで、帝都を守る陰陽師の力に目覚めます。
最初は戦うことに恐怖を感じていましたが、妖たちと関わる中で、自分の宿命と向き合う強さを手に入れていきます。彼女の真っ直ぐな言葉は、時に妖たちの心を救う光となります。
北御門 煌牙(きたみかど こうが):帝都を愛する豪快な兄貴分
種族は「鬼」。帝都の若き実業家としても知られています。
豪快で俺様気質なところがありますが、実は誰よりも情に厚く、仲間思いの頼れる兄貴分です。
「人間も妖も関係ない」という信念を持ち、帝都の平和を守るために奔走しています。強引なようでいて、ふとした瞬間に見せる優しさや、主人公を気遣う不器用な一面にときめくこと間違いなしです。
空耶(くうや):無気力すぎるお山のはみだし者
種族は「烏天狗」。煌牙の家に居候している自称・物書きです。
「眠い」「めんどくさい」が口癖で、いつでもどこでも寝てしまう超マイペースな性格。
しかし、いざという時には凄まじい力を発揮する一面も。掴みどころのない彼ですが、主人公に対して時折見せる意味深な視線には、何か深い秘密が隠されているようです。
銀之丞(ぎんのじょう):明治に生き残った新撰組の魂
種族は「蛟(みずち)」。水を操る龍の妖です。
かつては新撰組の一員として戦っていた過去を持ち、今もその誇りを胸に生きています。
一見クールで近寄りがたい雰囲気ですが、実は正義感が強く、仲間を大切にする熱い心の持ち主。そして意外なことに、かなりの大食らいという可愛いギャップも。不器用な彼が少しずつ心を開いていく様子は必見です。
読む前に知りたい!あや恋Q&A
Q1:原作のゲームを知らなくても楽しめますか?
はい、全く問題ありません!
漫画版は物語の冒頭から丁寧に描かれているため、原作未プレイの方でもスムーズに世界観に入り込めます。むしろ、漫画でストーリーの全体像を掴んでから、より深いキャラの掘り下げやボイスを楽しむためにゲームを始めるのもおすすめです。
Q2:どんな人におすすめの作品ですか?
・「明治」「大正ロマン」「和風ファンタジー」という言葉に惹かれる方
・イケメンとの恋愛だけでなく、しっかりとしたストーリーも楽しみたい方
・「前世」「運命」「転生」といったキーワードが好きな方
・戦うかっこいいヒロインを応援したい方
これらに一つでも当てはまるなら、きっと満足できるはずです。
Q3:作者の先生・過去の作品について教えて下さい
作画の「もんだば」先生は、ライトノベルの挿絵やコミカライズで活躍されており、色気のある美しいキャラクター描写に定評があります。過去には「私と離婚させられそうになった王子が国を滅ぼしそうです」のイラストなども担当されています。
シナリオ構成の「紺野潤」先生は、脚本家としても活動されており、「恋フレ」などの漫画原作も手掛けています。読者を引き込むドラマチックな構成力は本作でも遺憾なく発揮されています。
Q4:単行本は発売されていますか?
はい、発売されています!
電子書籍での配信はもちろん、紙のコミックス第1巻も発売されたばかりです。
美しいカバーイラストはコレクションしたくなるクオリティですので、紙の本派の方も、電子書籍派の方も、お好みの形式で楽しむことができます。
さいごに
ここまで、漫画「あやかし恋廻り〜暁の誓い〜」の魅力をご紹介してきました。
明治という激動の時代を舞台に、千年の時を超えて交差する想い。
美しい絵と心を揺さぶるストーリーが紡ぎ出す「あや恋」の世界は、日常を忘れて没頭させてくれる力を持っています。
運命に導かれた双葉と妖たちが、暁の空の下でどんな結末を迎えるのか。ぜひその目で見届けてください。
気になった方は、まずは第1話を読んでみてくださいね。きっと、あなたも帝都の不思議な恋の虜になるはずです。


